子どもと乗る飛行機攻略法!
ジャカルタに戻りました!
一時帰国2週間の予定でしたが、旦那が急に帰国便の行き先を香港に変更‼︎
香港で7泊も旅行することになり、トータル3週間のレバラン休暇を堪能しました〜
いや〜堪能できたかはちょっと…
シッターさんにいかに日々助けられているかを痛感させられました。
子どもの飛行機での プッー や、オェッーに
私はパニック🤯
CA時代、お客様のオェーッには日々遭遇していましたが…
我が身(子ども)となると。本当にパニックですね苦笑
一時帰国の時、旦那が一緒なら心強いですが自分1人で飛行機に子どもを連れて乗るのは不安ですよね。
そこでCA時代の知識を活かして、役立つ情報を紹介します。
泣き止ませ方ではなく、泣かせない方法という感じです。
航空会社により規定が異なりますのであくまで自己責任で参考にしてみて下さい。
まず飛行機には生後8日〜搭乗OK🙆♂️
しかし、生まれたての赤ちゃんはまだ耳👂が充分な気圧の変化に耐えられないことがあるのでお医師さん曰く2週間〜の方が好ましいこと。さらに眼球も生後1ヶ月は直射日光には当てられないので赤ちゃん用のアイマスクなんかも持参すると良いかもしれません。
そして、約1歳まで(体重9キロまで)は飛行機の席に赤ちゃんのベビーバシネットが設置できる席があります。 (航空会社により異なります。)
バシネット席は数に限りがあるので、早めに予約しておきましょう。
バシネット席はビジネスクラス、エコノミー共にあります。
エコノミークラスだと、エコノミーの最前列とエコノミーの中央部のギャレー裏の最前列にあることが多いです。
エコノミー最前列はオススメしません。
窓側に座ってる人がまったく身動きできなくなるからです。お手洗いに行く度もみくちゃになるので…。
エコノミー中央部だと、通路側にバシネットが設置されるのし、反対側の通路も使えるので誰かがお手洗いに行くのに通れないなんてこともなし❗️
更に、最前列のエコノミー席より広いのも助かります。
下手くそで申し訳ないですが、絵にするとこんな感じ。。
(トイレの位置や座席配列はそれぞれ機種によります)
国際線は2歳までは無料ですが、席の確保がしたいのであれば、エコノミーを1席買うことも可能です。
また座席ですが、ビジネス、エコノミー共に
座席は前方から予約が埋まります。
空席がたくさん出るのは後方からです。
しかし、揺れが怖い、出来るだけ揺れたくない方は翼の上の席がいちばん揺れない席で後方程揺れると言われています。
それから、荷物!
ミルクやお湯や離乳食や‼︎ どうすれば!?と思われる方もいると思いますが
赤ちゃん用の飲料に制限はありません。安心して保安検査を進んで下さい。
また、飛行機の中にはオムツも用意があります。もし無くなってしまったらCAに頼んで下さい。
(サイズはMなことが多い)
一部の航空会社では粉ミルクもあります。
座席の不安、荷物の不安、それを超えて心配なのが機内で泣いてしまうことですよね。
1. シートベルトを嫌がる時
残念ながら航空規定により泣き喚いてもCAさんからシートベルト!と何度も言われてしまうこともありますよね。
そんな時は、必ずシートベルトをしなければいけない時間を把握しておきましょう。
(こんな事書いたら航空会社に怒られるかな?)
自己責任でお願いします…。
必ずシートベルトをしなきゃいけない時は3つだけです! その他は無視してOK( okではないが )
飛行機に全てのお客様が乗り、ドアが閉まったあとにプッシュバック( 飛行機が動き始めた瞬間)
この時、機内ではCAが安全確認の見回りをしています。 そして安全確認後にCAも自分の席に着席に戻ります。
そう、プッシュバック〜CAが席に着いた時までは必ずシートベルトをしなきゃいけない時間( 苦笑 )
泣き喚いて手がつけられない時はココだけは押さえましょう。
まだ手がつけられそうな泣き方の時は、プッシュバック〜離陸後10分 はシートベルトはしておいて下さいね。
そして、上空でシートベルトサインがついた時ですが、、元CAが言うべき事ではないんですが母親になって初めて分かったこと。
何度も何度もシートベルトサインいい加減にして〜‼︎
今せっかく子ども寝たのに…
今せっかくご機嫌なのに…
今オムツかえなきゃいけないのに…
こんな時は、シートベルトサインがついた時にCAはどこにいるかを見渡してみて下さい。
CAが機内で歩いていたら、シートベルトはつけたふりをしておいて大丈夫です。
なぜなら本当に揺れて危ない時は機長に指示されてCAも自分の席に座っているからです。座っていればこれは2つ目のシートベルトを必ずしなきゃいけない時間です。
(私は機長に指示された後に席に戻るのが遅れてふっ飛んだ経験あり)
そして3つ目、最終着陸態勢に入ってからCAが座席の背もたれを戻せ〜だの机をたため〜だの着陸に向けて安全確認にやってきます。この時〜 CAが自分の席に着くまでの時間は必ずシートベルトをしなきゃいけない時間です。(喚いている時)
本来は着陸してサインが消えるまでです。
3つのポイント、自己責任で試してみて下さい。
そして、子どもが泣く理由のもうひとつは
気圧の変化により耳が痛いからです。
残念ながら、⬆︎上⬆︎のシートベルトをしなきゃいけない時間と被る点があります。
気圧が大きく変わる時間が離陸後と着陸態勢の時だからです。
耳抜きは、大人は自然にできていたり自分で鼻をふいたり、顎を動かして出来るのですが。。子どもはなぜ耳が痛いのか音が聞こえにくいのか分からず泣いてしまいます。
こんな時は、飲み物や食べ物を与えるのが一番早い解決方です。
なので私の場合は、
シートベルトをする時間と気圧が変わる時間が重なっているので
飛行機に入ったらまず、荷物整理をします。
座席ポケットにミルク、水、お菓子、ティッシュ、小さなオモチャを準備。
飛行機のプッシュバックが始まったらシートベルトを締めてオモチャで気を引き、ミルクを用意。
飛行機が飛び立つ瞬間にミルクを飲ませて離陸10分を稼ぐ
着陸時は、最終着陸態勢になったらミルクを飲ませながらシートベルトを締める感じです。
国内線だと短時間でミルクを2回もあげられない時は、ミルクを半分の量にするなど、着陸時はジュースにするなど工夫しています。
さて、これとは別にぐずる等機内で暴れたり、泣いたりする時は
紙とペンが機内にはありますのでCAからもらってお絵描きさせたり
子ども用のオモチャや絵本がある飛行機もあります。 トランプもあったりする航空会社も。
CAに遠慮なく、子どもが暇つぶしできるものはないか聞いてください。
遠慮入りません、なぜならそんなこと毎日聞かれる普通のことだから! 特別なことでも図々しいことでも全くないので!
更に、自分がトイレに行きたい時もCAにちょっと子どもを見といてと遠慮なく言って下さい。
ビジネスなら一番前にあるお手洗いはCAのスタンバイしているギャレーの隣なので見といてと言いやすいと思います。
エコノミーなら一番後ろです。
日本の航空会社はちょっとハテナ⁇ですが、、
外資系の航空会社であれば子どもをちょっと見といてと言われたらCAたちのハッピータイムです。
取り合いになって、親がトイレが終わっても子どもを返してもらえない場合があります。
私がいた会社では、欧米人とかはそのまま席に帰って寝ちゃう親なんかもいました。その間に子どもはCAたちにCAヘアにされたり、ほっぺにシールを貼られたり、お菓子をもらったり大人気でした。
(機内食サービスが終わった後はCAは手があきます⇦言ったらいけない)
日本人の方で子どもを見といてと言ってくれるお客様は少なくて、何でもかんでも自分でこなして親は水も飲めず…なんていう人がほとんど。
CAは忙しそう?と言われがちですが、たしかに機内食のサービス前と直後は慌ただしいのですがそれが終われば結構暇です(⇦禁句)
機内食が運ばれてきても、子どもが起きていて食べれない時は 子どもが寝てから食べたいと言ってくれれば後からちゃんと持って行きます!
無理して食べなくても、食べたいのにNOと言わなくても大丈夫です。
パンだけ今貰う! とか、 フルーツだけちょうだいとか!
遠慮している方が日本人は本当に多いですが、そんなこと普通にあるあるですので何でもかんでも自分の思うようにCAに言ってください。
残念ながら母親になるまでは子どもと飛行機に乗ることがこんなに大変だとは知りませんでした。
シートベルト締めてくださいね
子どもがオェーッーした。プップした。ウェットティッシュがほしい、スナックがほしい、ストローないのかな? 隣の人が子どもに対してちょっと迷惑そうな顔してる。席変わりたいなぁ、、3席空いてるとこはないのかな? 気分が悪いなぁ。などなど何でもかんでもCAコールボタン押してくださいね。
友人からは、CAに言いづらい、忙しそう、遠慮しちゃう、何度も何度も呼んでまたかよって思われそうで怖い。なんて話を聞いたことがありますが!!
そんなこと思っているのは自分だけですよ〜!
ここだけの話客室乗務員の彼らは日々、とんでもない客と遭遇しています。(爆)
あなたのリクエストなんていつでもウェルカムですよ〜